三日月堂花仙

鎌倉と北鎌倉の間、山ノ内というエリアに「三日月堂花仙」という和菓子屋さんがあります。一級の和菓子職人が作る「鎌倉どら焼き」「可麻久良もなか」「鎌倉殿(大どら)」「饅頭」「羊羹」などが商品ラインナップとして並んでいます。戦前である1929年(昭和4年)に創業しているので80年以上続いている老舗です。

年末年始のお土産を何にしようかと調べていたところ、この「三日月堂花仙」に行ってみることにしました。鶴岡八幡宮から建長寺方面へ車を走らせ、建長寺を過ぎたあたり右手にお店はあります。狭い道が続くエリアですが、お店に3台分の駐車場があります。徒歩の場合「北鎌倉駅」から7分程度です。明月院や建長寺をまわる場合は、寄ってみるといいでしょう。

鎌倉が本店と思っていたのですが、開業は上池袋なんですね。その上池袋店は平成3年に閉店しており、翌年である平成4年に鎌倉山ノ内に現在のお店を開店しています。上池袋時代は「三日月堂」という名前でしたが、鎌倉開業時に「花仙」という名前を付け加えています。「花仙」とは鎌倉人に愛されている海棠の花の名前のようです

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私達が迷わず購入した「鎌倉どらやき」は神奈川県銘菓に指定されています。あと「可麻久良もなか」も買いました。年末時期だったので店内は注文済みギフト用商品でいっぱいでした。これを見るだけでもどれだけ人気店かが伺えます。

「鎌倉どらやき」「可麻久良もなか」ともに餡子がたっぷり入っていて、甘すぎず絶妙な味わいです。ギフトとして贈った人はみんな口を揃えて「美味しい!」と言いました。鎌倉を代表する名菓にふさわしい品格を持っていると思います。

店内メニューも充実していて、「お抹茶と上生菓子(950円)」「くずきり(950円)」「白玉ぜんざい(950円)」や、定番の「あんみつ」や「かき氷」などもあります。鎌倉散策に一息入れたい時はとってもおすすめなので、是非足を運んでみてください。

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