行合橋

江ノ電の七里ケ浜駅を降りてすぐ、国道134号線沿いのセブンイレブンの交差点に架かっている橋を「行合橋(ゆきあいばし)」といいます。江ノ電方面から海方面へこの行合橋を眺めると、小さなアーチの内側に、七ヶ浜へ打ち寄せる波が見えて、とても綺麗な光景です。

この行合橋の名前の由来はとても歴史が古いです。遡ること鎌倉幕府の1200年代になります。日蓮(日蓮上人)という方をご存知でしょうか?その名の通り「日蓮宗」を開いた人ですね。その日蓮が鎌倉で布教活動を行っていると、鎌倉幕府から処刑の命を受けてしまいます。

日蓮の処刑場所は龍ノ口刑場というところで、現在の龍口寺です。処刑寸前の時、江ノ島方面の空から光が飛んできて役人が恐れおののき、処刑執行不可能になりました。その事を幕府に伝えるために使者を鎌倉へ出しました。

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同じ時に鎌倉では、日蓮の処刑を許そうと赦免を伝える使者を出していました。その両者の使者が七里ケ浜にある橋で行き合ったことから「行合橋」と名付けられたそうです。

サザンの桑田さんの曲にも「行合橋」は登場します。「黄昏のサマーホリデー」という曲です。この曲の冒頭は「午前8時の行合橋で、死んだトカゲを見ました」から始まります。ここでいう死んだトカゲとは自分(曲の主人公)を例えている悲しい恋の曲なのですが、歌詞には七里ケ浜の夏らしい情景がいくつか盛り込まれています。

現在の行合橋は信号を待つ観光客やサーファーで埋まることもあり、江ノ島と富士山を拝めながら海風を浴びる人で賑わっています。そんな歴史の深い「行合橋」をこれからも大切にしていきたいものです。

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