『江ノ電もなか』という名前だけが一人走りしているようで、店名も『江ノ電もなか』だと思っていたら正式名称は「扇屋 (オウギヤ)」でした。テレビで鎌倉が紹介された際にはよく登場する江ノ電沿線に構える和菓子屋さんです。
「扇屋 (オウギヤ)」は江ノ電「江ノ島駅」から「腰越駅」方面へ歩いて3分程度のところあります。路面電車と車が往来する交差点のところに(龍口寺があるところですね)、卒業した可愛い江ノ電がお店にすっぽり停車している姿がランドマークです。その電車は600形電車(平成2年4月まで実際に使われていたもの)で、そのまま商品パッケージのモデルになっています。
驚くべきことは扇屋の創業です。なんと天保年間に創業されたそうで、・・・となると、江戸時代1830年~1844年の間に創業されたということになります。江ノ電よりもずっと昔からある超老舗なんですね。
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レトロな外観を拝借した後は店内へ入ります。お店の中も昔の優しい空気が私を包んでくれました。
○青電:ゴマの入った胡麻餡 130円
○赤電:梅肉の入った梅餡 130円
○新電:ゆずの香りのゆず餡 130円
○チュコ電:漉し餡に求肥の入ったもの 130円
○江ノ電:粒餡の求肥の入ったもの 130円
○江ノ電もなか 10個入り詰合せ 1300円
○ひものサブレー 100円
○ひものサブレー 10個入り詰合せ 1000円
このように江ノ電もなかが看板商品ですが、ショーケースには「かしわ餅(130円)」や「わらび餅(100円)」などもあります。
私は単品で「かしわ餅(130円)」と「わらび餅(100円)」を買いました。とても美味しい・・!、ということではありませんが、なんだか昔懐かしい気分にさせてくれます。
お店のおばちゃんも大変元気で愛想がいいです。「鎌倉に行ってきたよ!」と誇らしく言うことができるお土産になると思います。鉄道マニア(てっちゃん、鉄子)だけでなく、普通の人もそのお店の外観・内観を写真に収めて、旅の思い出にしています。
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