タイトルを見て少々戸惑う方もいるかもしれません。岡埜榮泉總本舗(おかのえいせんそうほんぽ)は東京、上野広小路で160年に渡って店を構えていた老舗和菓子処です。江ノ電「和田塚駅」から歩いて少々、由比ヶ浜通り沿いにあります。
創業は1873年(明治6年)というから驚きです。東京の下町で関東大震災や東京大空襲を耐え抜いて、立派に存続している、という事実にまず驚きです。明治6年というのは上野駅ができる10年くらい前なんですね。
上野の先代が亡くなられたようで、それがきっかけとなって上野から鎌倉へ居を移すことになったようです。東京には岡埜榮泉という名の和菓子処は30余りありますが、上野広小路の総本店が一番人気でした。その店舗が鎌倉に来てくれたというわけです。大歓迎ですね。
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人気メニューを並べてみると、
○豆大福 220円
○胡麻餡胡桃大福 220円 ※季節限定
○よもぎ大福 220円
○一粒栗大福 220円
○いちご大福 220円 ※季節限定
○杏大福 220円 ※季節限定
○ココナッツ大福 220円 ※季節限定
などがあります。この他にも焼き菓子・最中・季節の和菓子がありますが、公式ホームページの情報なので、店舗によって内容が異なるかもしれません。
代表格である「豆大福(220円)」を食べてみましたが、お世辞抜きで美味しかったです。しっとりとしていて餡も甘すぎず、口の中で、マメの塩気とのバランスが絶妙です。これは他の人にも薦めたくなりますね。ただ賞味期限が短かく、確か1〜2日程度だったと思うので注意しましょう。
鎌倉駅から長谷まで歩く旅路にあるので、食べ歩きもオススメです。上野で熟練された日本の和菓子ですが、鎌倉にぴったりとハマっています。ぜひ一度はご賞味ください。
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