鎌倉いとこの「きんつば」

平日の小町通りを歩いていた日のことですが、その日は平日にも関わらず休日並みの人の多さでした。特に修学旅行の学生たちで賑わっていました。鎌倉みやげのひとつとして人々から愛されている鎌倉いとこの「きんつば」のお店に入ってみました。ここは学生たちはあまり入っていません。

店内は清潔感があって明るい雰囲気です。そもそも「いとこ」って何なんだろう?と思って調べたら、かぼちゃやさつまいも、根菜類と小豆を一緒に炊き合わせた料理を「いとこ煮」と呼ぶようです。なぜなら同じ畑からとれた食材だからだそうです。※ほかにも諸説あります。同じ鍋の中で出来上がったこのきんつばに、まるでいとこ同士のような親密な関係を感じてほしい、という生産者の思いがあります。

「いとこ」は分かりました。でもよく考えると「きんつば」の語源・由来も私は知りませんでしたので、これも調べてみると、「きんつば」の始まりは江戸時代の京都のようですね。徳川綱吉の時、小豆をうるち米の粉で包んで焼いたお菓子が京都の庶民にヒットしたそうです。そして何やら刀の鍔(つば)に似ているということで「ぎんつば」と呼ばれました。その後江戸に伝わって「きんつば」へと変化しました。

○ぎんつば(京都、刀の鍔(つば)に似ている)
 ↓
○きんつば(江戸、銀より金が格は上ということで)

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鎌倉いとこは2店舗あって小町通り店と長谷にあります。長谷のほうが本店なんですね。長谷観音前交差点(T字交差点)の一角にあります。オンラインショップもあるのでここでも商品の一部を買うことができます。

私は6種のきんつばが入ったお試しセットを購入しました。価格は1200円くらいだったと思います。かぼちゃ、抹茶、あずき、桜など食べ比べができていいと思います。かぼちゃはちょっと甘めでしたが、それ以外は甘さが抑えてあって、上品な味わいです。

個別に買うと180円〜210円程度なので、ちょこっと買って食べ歩きするのも良いかもしれません。私が買った6個セットは大きさもコンパクトなのに品質が高いので、お土産に買うと喜ばれるでしょう。

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