鎌倉赤坂飯店

先日の記事で鎌倉駅周辺には和食が多くて、中華料理屋があまりないと書きました。たしかに割合的にはその通りだと思います。ある日小町通りを途中で右に曲がった小径で、行列を作っている中華屋を目にしました。お店が赤く染まっている「鎌倉赤坂飯店 」です。

正直に言うと奇麗なお店ではありません。昔ながらの定食屋といった感じですが、かなり年記が入っています。私は10分ほど行列に並んでお店に入りました。店内はかなり狭く、カウンター席が4つとテーブル席が3つ(2人がけ)だったと思います。お店の人に「相席でもいいですか?」と訊かれ、一番奥のテーブル席に案内されました。

カウンターの上に並んでいるメニューに目を向けると、1番〜26番まで番号がふられた中華メニューが書かれていました。ここの店では「店員さんが注文を訊いてくるまで自分から注文しない」「必ず番号で注文する(ラーメンと餃子は例外)」が暗黙のルールのようです。自分からメニュー名で注文してしまうと、まわりから観光客と見抜かれます。

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私は8番の「細切り豚肉と四川漬け入りそば(1000円)」を注文しました。料理人のシェフとホールの方の2人でお店をまわしているので、狭い店と言えどかなり忙しそうです。麺類や炒飯に加えて餃子もあるので、全てひとりで作るのは大変そうですね。このお店は12時開店して15時には閉店するようです。さらに売切れると自動的にお店が閉まります。

「細切り豚肉と四川漬け入りそば(1000円)」は餡のかかった醤油ベースのスープがとても美味しく、四川漬けの風味と歯ごたえが良かったです。お店の雰囲気の影響で勘違いしてしまいそうですが、普通に高級中華料理屋で出てきてもおかしくない一品です。目の前の相席の人は7番「骨付豚肉入りそば(排骨面)(1200円)」を頼んでいましたが、これがとっても美味しそうでした。

詳しく調べてみるとこの店は創業して40年以上経っていて、有名な都内の「赤坂飯店」から唯一暖簾分けを許されたというお店ということです。2015年夏、長く現役で鍋をふるってきた高齢の店主が亡くなったようで、今は息子さんが料理をしているようです。とても美味しかったのでこのまま続けてほしいものです。

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