茅木家(かやぎや)

若宮大路を歩いていると「茅木家(かやぎや)」という鎌倉らしい老舗の鰻屋さんがあって、週末ともなると行列もできている美味しそうなお店があります。二の鳥居に入ったとこくらいにあるのですが、平日のランチに妻と子供と3人で行ってきました。

気になる創業は1931年(昭和6年)ということで、やはり古くから商いをされてきたお店でした。木造3階建てになっていて、1階と2階部分がお店になっています。中は全てテーブル席になっていて、2階へと上がる階段は、昔を思わせる急な木造階段です。私達は13時30分頃に来店して、2階のテーブル席に通されました。

1階はほとんど席が埋まっていました。ひとりで来られているお客さんも目立ちました。2階も半分くらい埋まっていましたが、殆どのお客さんが食事をされた後でした。2階の窓から工事中の段葛が見えます。今年の3月一杯で工事終了すると思うので、ここから見る桜と段葛はきっと素晴らしいと思います。

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メニューですが、うな丼、うな重、蒲焼定食、親子丼、たまご丼から選べます。うな重は「大」と「小」があって、「うな重(大)3000円程度」「うな重(小)2500円程度」だったと思います。私たちは「うな重(大)」と「肝吸い(260e円程度)」を注文しました。

程なく運ばれてきたうな重は、重箱の上にぎっしりと大きめの鰻が2枚入っています。味はとてもふっくらしていて甘みがあり、口の中で溶けるような感覚です。タレが甘くなくあっさりめなので、鰻本来の味が楽しめて、美味しかったです。普通の鰻はタレが甘く濃い目ですが、ここは逆でタレがあっさりしています。それだけ素材に自信があるのでしょう。

肝吸いは全然臭みがなく、三つ葉の香りとマッチしていて、これもまた美味しかったです。付け合せの漬物は「かぶ」「奈良漬」「たくあん」と彩りかもいい感じです。80年以上続いている老舗だけあって、お客を飽きさせることのない上品な味だと感じました。

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