龍口寺

今日も朝のランニング散策シリーズです。江ノ電「江ノ島駅」から降りて3分程度、「腰越駅」からでも十分に歩ける「龍口寺」へ早朝参拝してきました。立地に関していうと、腰越の電車通りあたりは海抜が低いのですが、ここ龍口寺は、裏手が山になっているので少し高台にあります。

「龍口寺」といえば龍ノ口法難で有名ですね。ここは鎌倉時代、斬首が行われる処刑場でした。日蓮聖人が「立正安国論」と建白したことで鎌倉幕府の反逆者扱いにされてしまい、龍ノ口刑場で処刑されそうになった事件です。詳しくは第5回七里ケ浜の歴史を学ぶ会『鎌倉と日蓮聖人をご覧ください。

その日蓮聖人が亡くなった後の1337年に、弟子の日法聖人が龍ノ口法難の霊跡に一堂を建てたのが始まりのようです。そして自作の日蓮聖人像と雑皮石を安置しました。雑皮石とは日蓮聖人が処刑の際に座ったといわれる石のことです。今では大本堂に安置されています。

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境内は比較的広い敷地スペースで、日蓮聖人が処刑の直前に閉じ込められていた土牢の御霊窟や、裏山のほうへ登ると五重塔白亜の舎利殿も建っています。神奈川県に存在する五重塔はここだけのようなので大変貴重ですね。また白亜の舎利殿は1970年に龍ノ口法難700年祭を記念して建てられました

ちなみに龍口寺の裏山は龍口山(たつのくちやま)と言います。古く深沢に湖があったときに五頭龍(ごずりゅう)という5つの頭を持った悪龍が住んでおり、その五頭龍が亡くなるとその亡骸は山になったという伝説があるのですが、その山こそが龍口山になのです。五頭龍(ごずりゅう)の伝説については次回の記事で紹介したいと思います。

以前に記事で書いた『義経の腰越状で有名な満福寺』にしても、今回の記事で書いた『かつて処刑場であった龍口寺』にしても、鎌倉の西玄関であり、古都鎌倉エリアとは外れていますが、歴史上においては重要な一面を語ってくれる存在です。

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