七里ケ浜を急ぎ下るきれいな川があります。江ノ電の七里ケ浜駅そばに流れている行合川(ゆきあいがわ)です。駅を降りて海の方へ向かうと、海風に乗って潮の香りが漂ってきます。七里ケ浜駅を降りる人々の顔は、この海風によって清々しい顔になります。
同名の橋があります。その名も「行合橋」ですね。この橋については別で記事を書きたいと思います。海へ合流する直前の行合川を眺めると、水も透き通っていて水質が綺麗なことがわかります。生活排水はほぼ皆無でしょう。若干カルキの匂いがするのは七里ケ浜浄化センターで処理された水が流れているからでしょうか。
行合川の水源は、霊光寺境内にある「田辺が池」や周辺の谷戸に湧く「湧き水」、そして上記の下水処理場の浄化水が主になるようです。きれいな水だけど、それでもやはり気になる水質ですが、調べてみると鎌倉市の調査によれば昔に比べると水質改善されて、環境基準値を達成しているようです。
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行合川が七里ケ浜の浜辺に流れて、駿河湾に注がれるところ(七里ケ浜のセブンイレブン前の公共駐車場にある階段から降りたところ)は神秘的ですね。川の最下流と海からの打ちつける波がぶつかり合います。波の穏やかな日は、小さな子供がファミリーでよく水遊びをしています。
七里ケ浜の海はとても綺麗で有名ですが、海底が急に深くなっていて地形も複雑なので、比較的高い波がやってきます。なので海水浴には向いておらず、今では遊泳禁止になっています。サーファーのための海岸といったほうがいいでしょうか。ここから見える江ノ島と富士山の景色は本当に絶景です。
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